ラッキー君に会いに☆
さて。
このタイトルから何を連想するでしょうか。
ここで書こうとしているラッキー君とは愛犬でもなければ某有名振付師の方でもなく、ましてやラッキーなことを探しに・・というお話でもなく、エプソン品川アクアスタジアムにいる雄のカマイルカのラッキー君なのです。
彼との出会いは今年の一月。この時期珍しく日曜日にウェディングブーケの配達があり、お届けした帰り道、何気なく通りがかった道のすぐわきに見えたのがエプソンの水族館でした。そういえばしばらく水族館そのものに行っていない・・・ちょうど今日は店の定休日だし、急いで戻って何かをする予定もない・・・そう思えたとき、気がつけば吸い寄せられるように入館料を払って中に入っていました。
都会の真ん中とは思えないぐらいの清々しい空間で魚やアシカショーを観た後、いよいよ楽しみなイルカショーへ(ちょうどこの日あちこちにラッキー君応援デー!!という文字が貼られていました)
ショーの開始とともに見事な四頭のイルカたちのジャンプ!!と彼らの動きに目をやった時、一頭だけジャンプの低い子が・・・。
次にイルカたち一頭ずつがジャンプしたり泳いだりしながらトレーナーさんからの名前紹介があり、一番高くジャンプして標的にタッチしたロロという雌のイルカの後に続くかなり低いジャンプ!!その瞬間「ラッキー君でーす!!こいつ運動神経悪いんですよー!!」というトレーナーさんの声が響き、「ラッキーくーん頑張ってー」という子供たちの黄色い歓声・・・。
なるほど。ようやくピンときたのは、イルカの世界にも運動神経の良し悪しがあって、どうやらラッキー君は後者の方だということでしたが、でも、ちょっと待てよ・・これがもし人間の世界だったら?オリンピック選手の中に一般人が混じって一緒に競技をさせられるようなものだろうか?いや、もっと狭い世界でいえば合わない分野の仕事を強いられるようなものではないだろうか。これが人間なら多少なりの選択肢はあるはず。でもイルカたちは逃げられないし、選べない。生きていかなきゃいけない。
そんな中でどの種目(?)も仲間たちに及ばないながら懸命に頑張るラッキー君にショーが終わるころには手が真っ赤になるほど拍手を送っている自分がいました。
以来どうしてもやりきれない時、大声で泣きたいぐらい悲しくて悔しいことがあった時、落ち込んだ時、この水族館が22:00まで開いているのを幸いに、一目散にラッキー君に会いに向かうのです。自分が出来るすべてのことをしても自分の力だけではどうにもならない時、そんな状況を嘆くのではなく(いや、嘆いてもその後に)受け入れたときから何かが変わり始めるのかもしれない。
それをどんな説得力のある言葉よりも自身をもって教えてくれたのが誰でもないラッキー君でした。そんなラッキー君が大好きで大好きで、この夏も、これからもずっと時間をつくってラッキー君に会いに出かけます☆

